腰痛の症状や原因とは?痛みを和らげる方法や予防方法を解説
腰痛
腰痛とは?
腰痛には大きく分けて3つの種類があります。
酸素欠乏型の腰痛
これはいわゆる慢性腰痛と呼ばれるものです。
重たい、怠い、硬い、こっているという感覚の痛みです。
筋肉が疲弊して痛くなっているものが酸素欠乏型の特徴です。
急性型の腰痛
こちらが俗に「ぎっくり腰」と呼ばれるものです。
ズキズキした痛み、動けない・動くたびに痛むのが特徴です。
肉離れや関節に炎症を起こしたり、靭帯の損傷や筋肉がつったりすることもあります。
器質的障害型の腰痛
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などが代表的です。
レントゲンやMRIといった画像診断で明確に判明します。
骨や椎間板の変性が著しい場合、手術の適応となることもあります。
腰痛になってしまう主な原因とメカニズム
人間の身体は構造的に長時間同じ姿勢でいることに向いていません。
それでも1日8時間を超えるデスクワークに耐えられるのは、インナーマッスルが背骨を支えてくれるからです。
しかし、近年は長時間の同一姿勢、運動不足による筋力低下、たんぱく質の摂取量の減少などから、姿勢を支えるインナーマッスルが弱っている方が激増しています。
インナーマッスルが衰えると腰椎に直接障害が出たり、姿勢の維持にアウターマッスルを代用して、使いすぎによる酸素欠乏や肉離れを起こすなどして、腰痛を招きやすくなっています。
また、そうした痛みや障害がさらなる不良姿勢をつくり、身体を庇い続けることでさまざまな不具合が生じてしまいます。
腰痛の痛みと主な症状
酸素欠乏型の腰痛は、2時間以上続けて同じ姿勢でいると発症しやすいです。
例えば、寝起きの時だけ腰が動きにくい、軋む感じがする、これ以上動かしたらグキッといきそうといった感じがします。
寝起き以外にもデスクワークで座り続けていたり、受付やレジなどで立ち続けたりしても同じ感覚があります。
急性型の腰痛は、特定の動きでズキッと痛んだり、動きが困難になったり、寝ているだけでもジンジン・ズキズキしたりします。
深呼吸だけで響く方もいます。
器質的障害型の腰痛は、神経症状を伴うことがあります。
何かが神経に触れたり、絞扼されると足の痺れや感覚が鈍くなったり、つっているようなハリ感を覚えるようになります。
腰痛の対処法と注意点
腰痛にならないためには、良い姿勢で座ることです。
床座り生活で家に椅子がひとつもない方はご注意ください。
床座りは股関節が開いた姿勢の胡座になるか、座椅子などで腰を丸めて足を伸ばすか、膝に負担をかける正座の3択だからです。
正座で背筋を伸ばして座っている分には腰痛のリスクは低いですが、決して膝に優しいとは言えません。
おすすめは、お尻が高くなるよう両足の間に台となるものを置いた正座です。
ソファや車のシートなども要注意です。
腰を丸めて座りやすくなるため、良い姿勢で座ることが難しいのです。
逆に言えば、腰を丸めずに骨盤を立てて座れば、立ち上がった時にも歩く時にも姿勢が崩れず、腰痛になりづらいです。
腰痛の施術法、即効性のある対処法
原因や症状が違えば、施術方法も変わってきます。
酸素欠乏型の腰痛は、痛みを感じている箇所を直接施術し、血流の改善を促すことも大事ですが、それでは根本的な原因が分かりづらくなってしまいます。
そこで当院では、原因となっている箇所を探し出す検査と同時に、痛みの程度を下げていきます。
原因と考えられるのは、不良姿勢、筋肉の使いすぎ、自律神経関連です。
急性型腰痛の場合は、ケガの損傷程度を見誤らないことが重要です。
筋肉のけいれんであれば原因を浮き彫りにし、捻挫・挫傷に対しては徐痛と安静のための固定を行います。
器質的損傷型の腰痛では、すみやかな徐痛と痛みが軽減した状態をいかに保持するかが重要です。
整体が向いている腰痛
酸素欠乏型の腰痛は、体質や姿勢の改善が主な目的となりますので、週に1~2回、3~6か月を目安に施術を進めていきます。
改善した成果を元に戻さない施術に加え、姿勢や体質、腰痛以外の隠れた問題を解消するストレッチのアドバイスも行います。
急性型の腰痛は、整体だけではなく、電気療法や運動療法、テーピング固定などを駆使して、可能な限り痛みの早期軽減を図っていきます。
損傷の程度にもよりますが、痛みの強い時期はできるだけ毎日、改善が順調に推移すれば施術回数を減らし、3~6か月程度を目途に施術の完結を目指します。
器質的損傷型の腰痛は、戻せない骨の変形とどのように付き合っていくか、一緒に考えてまいります。
腰痛に関するQ&A
Q. 腰痛によく効くストレッチ方法は何ですか?
A. 緊張した筋肉をほぐすストレッチが有効的です。
筋肉の緊張が和らぎ、可動域が広がり、腰椎への負担を軽減できます。
「腸腰筋のストレッチ」や「脊柱起立筋のストレッチ」がおすすめです。
Q. 腰痛の原因は何ですか?
A. 腰痛の原因は様々ですが、最も一般的な原因としては、筋肉や靭帯の緊張、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などが考えられます。
まず、身体の状態を確認し、根本原因を見極め、症状改善を図りますので、ぜひ一度ご来院ください。
Q. 腰痛になったのですがお風呂は入れますか?
A. 38~40度のぬるめのお湯をいれ、みぞおちぐらいまで浸かるようにしましょう。
おすすめの入浴時間は、20~30分程度です。
Q. 腰痛の改善には腹筋を鍛えればいいと聞いたのですが、本当ですか?
A. 改善の効果は期待できます。
腹筋が低下することで、姿勢不良になり、腰痛の原因になりえることがあります。
腹筋を鍛えることで、正しい姿勢になり、脊柱や関節への負荷を均等に分散し、腰部の安定性を向上させることができます。
Q. ぎっくり腰を再発しないためにはどのようなことに気をつけて生活すればよいですか?
A. 「座り続ける時間を減らす」「お風呂で身体を温める」「普段から運動を行う」を意識して生活しましょう。
Q. 腰痛の施術を受けるときどのような服装で行けばよいですか?
A. 動きやすい服装でお越しいただければと思います。
著者 Writer
- 院長:富岡 志文(とみおか よしふみ)
- 生年月日:4月14日
血液型:A型
趣味:美味しいものには財布の紐が緩みっぱなしです。
出身地:千葉県出身、北海道育ち
得意な施術:ぎっくり腰、長年お困りの疾患
患者さんへの一言:皆様の未来が、今より少しでも明るく楽しくなるようなお手伝いをさせていただきたいです!
座右の銘:なんとかなる。
大好きだった漫画の主人公の口癖です。
諦めの言葉ではなく、やるべきことをやった自分ならば、何とかなるという意味だと解釈しています。
施術家としての思い:諦めている身体の不調を、1人でも多くの方が治そうという意識をもって完治を目標に掲げていただきたいと考えております。
施術へのこだわり:現在起こっていることには必ず原因があると考えています。
なので原因究明に時間をかけることが多いです。
【経歴】
2016年 北海道ハイテクノロジー専門学校 柔道整復師科卒業
2016年 高円寺こうしん接骨院 勤務
2017年 武蔵境南口接骨院 勤務
2018年 武蔵境中央接骨院 勤務
2019年 阿佐ヶ谷中央接骨院 勤務
2020年 落合中央接骨院 開業
【資格】
2016年 柔道整復師資格 取得
当院のご紹介 About us
- 院名:落合中央接骨院
- 住所:〒161-0034 東京都新宿区上落合3丁目8-23
ソフィア落合 1F - 最寄:東京メトロ落合駅2a出口より徒歩1分
- 駐車場:なし
-
受付時間 月 火 水 木 金 土・祝 日 9:00〜
12:00● ● ● ● ● ● - 15:30〜
20:00● ● ● ● ● 14:30~
17:00- - 定休日は日曜日です
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